セラピードッグとは?人と犬との心のつながり

アニマルセラピーという療法
ご存知でしょうか?

 

アニマルセラピーとは、動物と人が触れ
あうことで、主として心理面の治療効果
の向上を目的とした、療法の一種です。

 

精神的安定、不安感の解消、認知症の緩和
など、様々な効果があるとされています。

 

欧米では普段から動物と触れあう機会が
多いためか、かなり普及しているようで
すが、残念ながら日本では一般的ではありません。

 

そのアニマルセラピーの中で最も多く使
われ、有効とされているのが、
ドッグセラピーなのです。

 

犬による癒しですね。

 

ドッグセラピーは、単に精神面だけでな
く、身体機能の回復など肉体的な効果が
あることもあります。

 

今回は、ドッグセラピーの効果や、その
セラピードッグのトレーニングなどにつ
いて見ていきましょう。

 

セラピードッグとは?人と犬との心のつながり

セラピードッグとは、人間人への信頼感
と深い愛情をもち、人と触れ合うなどの
コミュニケーションを通じて、
癒やしとなるよう高度な訓練を受けた犬です。

 

高齢者や障害をもった患者の、身体と精
神の機能回復を助ける活動をしているのです。

 

特に認知症や自閉症などには、
人の心を開く効果があると言われています。

 

セラピードッグがリハビリに寄り添うこ
とで記憶を取り戻したり、動かなかった
手や足が動くようになったという報告も多数あります。

 

セラピードッグの活躍の場は、

  1. 病院(がん患者の延命も含む)
  2. 高齢者施設
  3. 心身障害者施設
  4. 児童施設
  5. 教育の現場(小、中、高等学校など)
  6. 刑務所(服役囚の社会復帰)
  7. 被災地への訪問活動

など、実に幅広く活動しているのです。

 

通常の人でも動物と触れ合うと心が癒されます。

 

特に高齢者や認知症、自閉症、あるいは
重度の病気や怪我の後遺症などを持つ人
にとっては、
精神の安定と生きる意欲の向上には非常に効果的です。

 

中には、失われていた記憶が戻ったり、
動かなかった手足が動くようになったり
することさえあるのです。

 

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なぜドッグセラピーには効果があるのか?

セラピードッグの効果をより高めるため
には、患者自身がセラピードッグと
積極的に関わっていく姿勢が重要です。

 

例えば、犬と触れ合い頭をなぜたり、
話しかけたり、一緒に歩くことなどですね。

 

それによって、精神が安定したり、
血圧やコレステロール値が下がったり、
その効果は医学的にも実証されているのです。

 

セラピードッグと交流を続けていると、
施設でやってくれるからとい受け身の姿
勢ではなく、自分から犬に触れたい、犬
に話しかけたり歩いたりしたいという、
意欲と自主性を持つようになります。

 

これがドッグセラピーの最初の効果です。

 

この心理面での効果は、生活の全ての面
にも影響し、普段の生活面でも
前向きな姿勢を持つようになります。

 

高齢者や自閉症患者などでは、この積極
性、自立性の向上は、非常に有益な効果を生みます。

 

さらには、犬とのふれ合いで、自分以外
の者との感情の疎通や、感情表現のしか
たを取り戻したりもします。




 

セラピードッグに向いている犬種は?

 

セラピードッグには、介助犬や盲導犬の
ように、決まった犬種があるわけではありません。

 

介助犬や盲導犬の場合は、殆どがラブラ
ドル・レトリバーかゴールデン・レトリバーです。

 

その理由は、この2犬種が、おだやかで
おとなしく、頭もよいということからでしょうね。

 

また、見た目も優しげで、他人に恐怖感
を与えないということもあります。

 

アメリカの動物学者が、犬の犬種による
攻撃性と行動性のグラフを作りました。

 

縦軸に行動性、横軸に攻撃性をとり、
犬種ごとにドットで表したグラフです。

 

それによりますと、左下から右上にドットが並んでいます。

 

つまり、攻撃性と行動性の強さは比例しているわけです。

 

おだやかな犬は行動性が低く、
活発な犬は攻撃性が高いということですね。

 

しかし、例外が幾つかあります。

 

例えば、ゴールデン・レトリバーは行動
性は中位ですが、攻撃性はグラフの
左の枠にくっついています。

 

これ以上おとなしい犬はいない
ということですね。

 

そして、その右にはラブラドル・レトリ
バーや、アイリッシュ・セッターなどが
並んでいるのです。

 

実際、ゴールデン・レトリバーの飼い主
さんに話を聞いても、殆どの人が「うち
の子はよその犬に噛みつかれても、逃げ
るだけで決して反撃しないのですよ」と言っています。

 

ゴールデン・レトリバーは
絶対的平和主義者、非戦主義者なのです。

 

その代わり、飼い主さんが、「ですから
代わりにあてくしが蹴っ飛ばしてさしあ
げましたわ オホホノホ」などと、
恐ろしいことをおっしゃいます。

 

その飼い主さんの足たるや、犬どころか
象の足より太く、これで蹴飛ばされたら
たまらんなぁと思ってしまいます。

 

飼い主さん「相手の犬は宙を飛んで壁に
激突、血反吐を吐いておりましたざます」

 

犬がおとなしいからといって、飼い主さ
んもおとなしいとは限らないという、
好例であります。

 

閑話休題、セラピードッグの犬種の話に戻ります。

 

セラピードッグには特に決まった犬種と
いうものはありません。

 

どんな犬種でもセラピードッグになれま
すが、犬種より個体の性質の方が重要視されます。

 

まず、人との触れ合いが好きなこと、
忍耐力があること、おとなしい性質で
あることなどが主なものです。

 

その点では、盲導犬や介助犬同様、
ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバー
が最適ですね。

 

また、頭の良さナンバーわんわんである
ボーダーコリーなども向いています。

 

その他、ダックスフンドやトイプードル
のような愛玩犬も、甘え上手で抱っこさ
れるのが好きなので、適しているようです。

 



セラピードッグになるには?

 

セラピードッグになるには、セラピー犬
認定試験を受けて資格を取得することが条件になります。

 

受験資格は、生後8ヶ月以上の犬であり、
ワクチンや狂犬病の予防注射を受けてい
ること、トイレのしつけできていることなどです。

 

セラピードッグには犬種の指定はありま
せんが、「優良家庭犬協会」の認定レベ
ルが必要です。

 

それには基本的なしつけ以外にも、知ら
ない人に触られても嫌がらないこと、ど
んな状況でも落ち着いて行動できること
など、公共の場でマナーの良さを示すことが含まれています。

 

セラピードッグではスキンシップは必須
なので、知らない人に触られるのをいや
がるようでは無理でしょうね。

 

セラピードッグの認定試験の内容は、飼
い主の横にしっかりついて歩くことがで
きるか(レフト)、飼い主の「マテ」を
きちんと守ることができるかなど様々です。

 

さらには、車椅子を怖がらないなど、
大きな動くものへ恐怖心を持っていない
かなどのチェックもあります。

 

特に車椅子と共に歩くことは、充分な
トレーニングが必要で、犬が車いすに
足をひかれたりすると、怪我をしてしまいます。

 

共に歩くタイミングを会得するような
訓練が必要なのです。

 

その他には、ねたきりの人との接し方
もトレーニングが必要です。

 

ベッドでの応対や、上がり下りのしかた
なども覚えなければなりません。

 

もう一つ、
飼い主以外の人ともアイコンタクト
をとれるようになることも大事です。

 

また、後ろから触られても平気か、知ら
ない人に抱っこされてもいやがらないか
などの項目もあります。

 

修得する技術も、人のペースに合わせて
側を歩くこと、車椅子と一緒に歩くこと
などは、充分訓練しておかないと、
人も犬も怪我をする危険性があります。

 

また、寝たきりの人との接し方なども教えられます。

 

最も大事なのは、
人間への深い愛情と信頼感を持たせる
ことだと、介助犬などのトレーナー
さんはよく言っていましたね。

 

結び

C

セラピードッグとは、人間人への信頼感
と深い愛情をもち、人と触れ合うなどの
コミュニケーションを通じて、
癒やしとなるよう高度な訓練を受けた犬です。

 

高齢者や障害をもった患者の、身体と精
神の機能回復を助ける活動をしているのです。

 

特に認知症や自閉症などには、
人の心を開く効果があると言われています。

 

犬とのふれ合いで、自分以外の者との
感情の疎通や、感情表現のしかたを
取り戻したりもします。

 

セラピードッグになるには、専門的な
トレーニングが必要ですが、犬種につ
いては特に決まったものはありません。

 

一般的には、介助犬や盲導犬と同様に、
ラブラドル・レトリバーやゴールデン・
レトリバーが適していると言われています。

 

しかし、それ以外のトイプードルやダッ
クスなど、時にはシェパードや、
アメリカでは秋田犬までセラピードッグになっています。

 

犬種より個体の問題ということのようですね。

 



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「捨て子のサウルス」です。 気張らず無理せず気ままに書き散らすつもりですので、お気軽に読んでくださいね。

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